徒然なるままに、書き記します。
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昨日の続き…
エーリッヒ・フロム「愛するということ」から。
昨日、これを書いた後、今やっている、NHKの「100分 de 名著」の第一回を再び、見直したら、昨日使っていた場所(引用した場所)と同じところが番組で引用されていた。
www.nhk.or.jp/meicho/
これは、わたしの読むポイントが、しっかりできているということだろうか…
… …
わたしはやっと、第三章の資本主義と愛についてあたりまで、読み進めることができた。
さて、昨日、書いていた「成熟した人間」って何だろうというここについてこう書いていた。
72-73頁
… …
理想的なケースでは、母親の愛は、子どもの成長を妨げたり、子どもの無力さを助長したりはしない。
母親は生命力を信じなければならない。
心配しすぎて、その心配を子どもに感染させるようなことがあってはならない。
子どもが独立し、やがては自分から離れていくことを願わなくてはいけない。
父親の愛は原理と期待によって導かれるべきであり、脅したり権威を押しつけたりすることなく、忍耐づよく、寛大でなければならない。
成長する子どもに、すこしずつ自分の能力に気づかせ、やがては子どもがその子自身の権威となり、父親の権威を必要としなくなるように性向けなければならない。
やがて子どもは成熟し、自分自身が自分の母親であり父親であるような状態に達する。
成熟した人間は、いねば母親的良心と父親的良心を併せ持っている。
母親的良心は言う、
「おまえがどんな過ちや罪をおかしても、私の愛はなくならないし、おまえの人生と幸福にたいする私の願いもなくならない」。
父親的良心は言う、
「おまえは間違ったことをした。その責任を取らなければならない。何よりも、私に好かれたかったら、生き方を変えねばならない」。
成熟した人間は、自分の外側にいる母親や父親からは自由になっており、自分の内に母親像・父親像をつくりあげている。
しかし、フロイトのいう超自我とはちがって、彼は母親や父親を自分のなかに取りこむのではなく、自分自身の愛する能力によって母親的良心を築き、理性と判断によって父親的良心を築きあげるのである。
… …
今朝方も、昨日のあの意味は、何だろうかと考えてみた。
成熟した愛とは「あなたを愛しているから、あはたが必要だ」というとは…
… …
NHKの放送も第二回になって、
そちらでは、愛が支配されるもの、支配されるものについての話になっており…
マゾヒティックな話やサディスティックな話について述べられており…
これらは、結局、表裏一体のもであるというものであったり…
(依存型だよね、結局、両方。)
そして、人は孤独だから故、愛を求めるが…という話…
… …
さて、考えたのは…
人を愛するということは、
あなたが幸せになることがわたしの幸せと思えることだろうか?
精神的にも独立した人間が、相手を独立した個人として尊重し、
その人の幸せを本気で考え、祈ることができることだろうか?
それが成熟した人間なのだろうか?
意外に、仕事で成功する秘訣は、まさに、お客様が喜んでいる姿を見て
喜ぶ人になれというということであり、
これの考えは、
すべてに共通することであり…
何気に、人にはそういったことは言ってきたような気もする。
おぉ、そういうは言っても、自分、行動は、今、一つ…か?
でも、最近、そういうことが思えつつある。
行動もそうできるようになってきた…
という自分の成長を思った今日、火曜日である。
… …
これには、宗教の話もあって…
西洋の神と東洋の神と違いもあって
西洋的な神は、それ自体を信じること(存在を信じる)に重きがあるが…
東洋の神は、その教えで行動することに重きあるとしている。
神は、母性的愛(良心)と父性的愛(良心)を持つことでそれが成り立っているという話。
なかなか、心理学的、哲学的、宗教学、そして、マックス・ウェーバーまで登場するので社会学的にも迫ってくる。
そして、現在のネットワーク論まで、つながっているのではないかという先見性…
難しいが、おもしろい…
エーリッヒ・フロム「愛するということ」から。
昨日、これを書いた後、今やっている、NHKの「100分 de 名著」の第一回を再び、見直したら、昨日使っていた場所(引用した場所)と同じところが番組で引用されていた。
www.nhk.or.jp/meicho/
これは、わたしの読むポイントが、しっかりできているということだろうか…
… …
わたしはやっと、第三章の資本主義と愛についてあたりまで、読み進めることができた。
さて、昨日、書いていた「成熟した人間」って何だろうというここについてこう書いていた。
72-73頁
… …
理想的なケースでは、母親の愛は、子どもの成長を妨げたり、子どもの無力さを助長したりはしない。
母親は生命力を信じなければならない。
心配しすぎて、その心配を子どもに感染させるようなことがあってはならない。
子どもが独立し、やがては自分から離れていくことを願わなくてはいけない。
父親の愛は原理と期待によって導かれるべきであり、脅したり権威を押しつけたりすることなく、忍耐づよく、寛大でなければならない。
成長する子どもに、すこしずつ自分の能力に気づかせ、やがては子どもがその子自身の権威となり、父親の権威を必要としなくなるように性向けなければならない。
やがて子どもは成熟し、自分自身が自分の母親であり父親であるような状態に達する。
成熟した人間は、いねば母親的良心と父親的良心を併せ持っている。
母親的良心は言う、
「おまえがどんな過ちや罪をおかしても、私の愛はなくならないし、おまえの人生と幸福にたいする私の願いもなくならない」。
父親的良心は言う、
「おまえは間違ったことをした。その責任を取らなければならない。何よりも、私に好かれたかったら、生き方を変えねばならない」。
成熟した人間は、自分の外側にいる母親や父親からは自由になっており、自分の内に母親像・父親像をつくりあげている。
しかし、フロイトのいう超自我とはちがって、彼は母親や父親を自分のなかに取りこむのではなく、自分自身の愛する能力によって母親的良心を築き、理性と判断によって父親的良心を築きあげるのである。
… …
今朝方も、昨日のあの意味は、何だろうかと考えてみた。
成熟した愛とは「あなたを愛しているから、あはたが必要だ」というとは…
… …
NHKの放送も第二回になって、
そちらでは、愛が支配されるもの、支配されるものについての話になっており…
マゾヒティックな話やサディスティックな話について述べられており…
これらは、結局、表裏一体のもであるというものであったり…
(依存型だよね、結局、両方。)
そして、人は孤独だから故、愛を求めるが…という話…
… …
さて、考えたのは…
人を愛するということは、
あなたが幸せになることがわたしの幸せと思えることだろうか?
精神的にも独立した人間が、相手を独立した個人として尊重し、
その人の幸せを本気で考え、祈ることができることだろうか?
それが成熟した人間なのだろうか?
意外に、仕事で成功する秘訣は、まさに、お客様が喜んでいる姿を見て
喜ぶ人になれというということであり、
これの考えは、
すべてに共通することであり…
何気に、人にはそういったことは言ってきたような気もする。
おぉ、そういうは言っても、自分、行動は、今、一つ…か?
でも、最近、そういうことが思えつつある。
行動もそうできるようになってきた…
という自分の成長を思った今日、火曜日である。
… …
これには、宗教の話もあって…
西洋の神と東洋の神と違いもあって
西洋的な神は、それ自体を信じること(存在を信じる)に重きがあるが…
東洋の神は、その教えで行動することに重きあるとしている。
神は、母性的愛(良心)と父性的愛(良心)を持つことでそれが成り立っているという話。
なかなか、心理学的、哲学的、宗教学、そして、マックス・ウェーバーまで登場するので社会学的にも迫ってくる。
そして、現在のネットワーク論まで、つながっているのではないかという先見性…
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久しぶりに、変えてみました。そ、プロフィールは、facebookで…こっちも、リンクしてみました。ちなみに、今、コメントは、書いてもらっても、すぐには、反映しません。こちらで、見て、公開するか決めています。ので、コメント書き込んでもらうと非公開なダイレクトメッセージになります。
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