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徒然なるままに、書き記します。
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 本日、学校は、午前授業。午後は、先生たちの出張です。とある学校の「学校公開」に行って参りました。
 今回の「学校公開」のテーマは、基本的には、「確かな学力」の確立なのですが、サブテーマが、「学び合い」。実は、昨年、我が中学校も同じようなテーマでした。このテーマ、結構、色々な学校で、研究テーマになっているようです。私の母校の付属の中学校でも数年前、同じようなテーマでした。しかし、まとめるには、大変なテーマだと思います。なぜなら、「学び合い」「学力向上」に直接結びつかないことに、そもそもの原因があると思うのです。
 純粋に考えると、「学び合い」をテーマにすると、「グループ学習」の研究に結局なってしまいます。「グループ学習」をさせることが悪いとは、誰しも思わないでしょうが、しかしながら、これが、直接、「学力の向上」につながるか?
 無理があります。
 何故なら、そもそも、一番学習効率が高いのは、どんな統計でも「個別指導」だからです。そもそも、学級にしろ小集団にしろ日本の学校で「グループ学習」させているのは、単なる経済効率の問題であり、大人数を少ない数で教える方が相対的にコストが低いというのが一番の理由だと思います。考えてみてください、世界の皇帝の学習スタイルは、「個別学習」でしょう。日本での殿様が、家来たちと自分の子弟を学ばせるのは、「学び合い」っといっても違う意味でしょうし…(天地人などもそうでしょ)。
 ですので、私の大学の付属中学校の「学び合い」の下りは、「グループ学習」は、日本の教育の必然性を先に書いています。前提の「学び合い」の場は、別に、研究のために準備する必要もなく、そこにあるものです。学校は、誰が意図せずとも「学び合い」を前提に作られいるものです。現状を見るとおわかりでしょう。「学び合い」の場は、イコール、集団が高めあったり場ではなく、よって、「学力向上」直接、リンクするものではないでしょう
 この「学び合い」に焦点を当てるテーマ。研究する内容に値するものなのでしょうか??
 あまりに、「学び合い」が「学力向上」等へ進むステップが、どの研究を見ても、不十分だと思います。大学の附属中学校でさえ、結論が出そうもないテーマを、あえて、一般の公立学校が取り組むべきなのでしょうか??
 もし、研究テーマとして、「学び合い」をとらえたいなら、基礎研究がもっと必要です。たとえば、スティーブン・R. コヴィー 「7つの習慣―成功には原則があった!」くらいの本を読んで、まず、「個人の自立」から「相互効果」くらいの論理ができないと無理があります。 
 あまり書きすぎると、問題もあるのでこの辺で終わりにしたいと思います。
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