徒然なるままに、書き記します。
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「北上市震災復興支援シンポジウム」
http://kitakamicity.jp/fukkou/?page_id=1737
・2014年2月1日(土)13:30~17:00
会場:日本現代詩歌文学館講堂
内容は、
○復興支援活動の報告
・「岩手県復興計画の進捗状況について」岩手県理事兼復興局副局長佐々木和延氏
・「北上市の復興支援活動の取り組みについて」北上市長髙橋敏彦
・「きたかみ復興支援協働体構成団体の取り組みについて」きたかみ復興支援協働体会長舘邦雄
○協働パートナーからの活動報告
・RCF復興支援チーム代表理事藤沢烈氏
・いわて連携復興センター代表理事鹿野順一氏
・弘前大学教育学部教授北原啓司氏
○パネルディスカッション
… …
ここから、私の私見ばかりがあるので、間違ったらごめんさいで、読んで下され…
… …
東日本大震災から、3年経とうとしている現在、これまでの取り組みから、これからについての話をしていこうという内容だったと思う。
県の復興の進捗状況の説明や北上市内のいわゆる復興支援(広義の)、そして、行政だけでなくNPO法人の取り組み等の報告、そして、パネルディスカッション。
終了時間を30分も押して、熱気のうちに会は終了した。
地元の新聞各紙は、それぞれの視点で書いているので、これも少し、紹介しようかと思うが…
そもそも、なぜに、この会が「北上」なのかもある意味おもしろいし、不思議でもあるし、興味もある。
北上生まれ、盛岡育ちの私としては、そんなことを考えながらも書いてみたい。
先ほどのなぜ、「北上」なの?を一言で言い表すなら…
北上は、「地域コミュニティ」の強い町である
だろうか。
これは、私は、良い面も悪い面もあると思うが、良い面がとても現れていると思う。
歴史を見ると…
この町は、殿様から離れた、昔で言う藩の辺境の地(伊達藩と南部藩の)。
ある意味、自分たちのことは自分たちでやらないとならないのだ。
半面、良い意味では、主役は自分たちという意識があるのだと思う。
というか、そうでないと生きてもいけない、生きていけなかった歴史がある。
(「奥寺堰」などの例はそれだよね…
下級藩士の「奥寺」氏が、堰、用水路を作って新田開発した歴史。
なにせ、北上には「奥寺」神社まであるのだから…)
だから、行政の力が強かった、盛岡みたいに殿様のいた町は、やっぱり行政主体がどちらかというと気持ちが良い。
そして、社会的秩序もそういうぎっちりとしたものである気がする。
逆に、北上はあまりそういった意識がない。
ここには、昔からこの人がどうだとか、あまり考えないで住んでいるし、気にしなくても生きていける。
この町が、よそ者にとっても住みやすいとかいうのはそういう風土があるのだろう。
簡単に言うと実にフランクな社会である。
そこで、この関係が比較的、これからを牽引していくのかもしれないというを今回、分かった
(良いか、悪いか、その価値的判断は別として)。
… …
「地域的コミュニティ」
しつこいようだが、このキーワードが、今回の1つだったと思う。
この力が強くなることがこれからの復興に欠かせない。
このことば、他に何とも表しにくい。
「住民パワー」、「自助」?ま、そして、これを促すこと?支援?
多分、そんな意味を込めて、北原先生は、
「エンパワーメント」と言いたかったのだと思うが…
何と、地元紙「岩手日々新聞」は、「権限委譲」と訳してしまった。
北原先生、ガッカリしてた。
「エンパワーメント」
(MBA経営辞書の解説).
「与えられた業務目標を達成するために、組織の構成員に自律的に行動する力を与えること。ビジネスにおけるエンパワーメントの特徴は、「自律性を促し」、「支援する」ことにある。」
http://kotobank.jp/word/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88
… …
今回は、「支援」とは何か?
そこにキーがあったと思う。
「支援」は、北は先生曰く
時間軸で言うと
英語で
「ヘルプ→サポート→エンパワーメント」
「ヘルプ」は、まさに緊急を要する事案。
まさに、震災当初から数日、数ヶ月の間。
まさに、命の救助からインフラ整備。
そして、
「サポート」
インフラもや生活支援、例えば、住宅とかの整備など。
で、
「エンパワーメントEmpowerment」
まさに、先ほど載せたとおり。
次は、それぞれの地域に「自律に行動する力を与えること。」
それを何と、「権限委譲」なんて訳で載せられたものだから、
おぉ~
に、なってしまったので…
被災地は、震災の時には、自助努力してきていた。
命の危険があったり、明日も見えない状況下で、皆は自分自身を時に犠牲にして、全体が良い方向に向かわせようと努力した。
それらは、テレビでも取り上げられている。
しかし、現在、生活も安定方向に向かうと
結局は、以前の問題はそのまま現れてきて…
止まらぬ人口減、過疎化の問題、
特にも、今、地方で地域コミュニティが都会並みになくなりつつある。
となりの人は何するひとぞ…の世界が広がっている。
その中で、自分たちの問題は自分たちで解決していくという本来の地域コミュニティが段々、なくなりつつある。
これをどうにかしなければならない。
というのが、今回の話であった気がする。
… …
今や行政には、これ以上の住民サービスをする余裕は、金銭的にも人的にも不可能である。
かといって、今まで、むしろ、やり過ぎたと言われる面もある。
ここにきて、行政、地域住民、それをまたぐように、NPO、また、企業、これらがつながって、それぞれが今までのからを破っていくことが必要だということが分かる。
… …
最近、日本のインフラを海外に輸出しようという動きが進んでいる。
以前からの新幹線(「ビジネス」つけると良いか?)。
車両というハードだけでなく、運用システムなどのソフトウェアまで…
近年では、上下水道をも官民挙げて、海外に売り込んでいる。
それを考えるとこのようにインフラ整備というのは、単なるハードを指すのではないことを示している。
震災を通して、私たちは何を学ぶのか?
それは、次、どうやってソフトウェアなどのシステムを進んでいる地域から、必要とする地域へ。
これが、「エンパワーメント」ではないだろうか。
では、なぜに、それがうまくいかないのか。
いずれ、これも書いていかないと思う。
… …
読んでも、単なる私見だろうかもしないが…
私なり解釈して、書いたつもりである。
少なくとも、岩手日報や岩手日々よりは良いかと思う。
… …
時々、こういった会や先生たちと話す機会があって、
自分の役割って何だろう?とか考えるが…
教育に生かすこと?
それも大事。
でも、実はやることがあるのだろう。
ある程度、こういった難しいことを少しでも分かりやすく、解説すること。
多分、そういう仕事をしているのだよ。
出ている方々は、みんな頭が良いからさ…
話していること、分かっているけど、
やっぱり、一般人は難しいし、知識がないのだよ…
例えば、企業、民間、NPOの役割の変化などは、それこそ、ドラッカーさんがずっと昔から言っているので、
それくらいは、分かるだろうくらいで、多分、話しているだろう…
(決して、それを批判的に申しているのではない。それ、当然だもの。知っているの(^□^)なんて…ポーターまでいっちゃう?なんてな…あなたはワタミの社長ですか…)
… …
わたしは、今回の話を聴いていて、マズローを考えてたよ…
身の危険が感じるときには、やっぱりそれを回避しようと必死になるけど…
それが和らぐとまぁ、自分自身に戻ってくる…
それこそ、「自己実現」?ということなのだろうか?
でも、本当に、「自己実現」までいくほど、「下位欲求」が満たされているの?
本当は、そこに課題はあるのだろうね…
(マズローは、意外に「自己実現」を強調したかったのではなく、「下位欲求」が本当に社会で満たされているのかを問いたかったと私は思っている。)
… …
あえて、最後、難しい話を書いてみた。
というのが、今回の私の感じたこと。
http://kitakamicity.jp/fukkou/?page_id=1737
・2014年2月1日(土)13:30~17:00
会場:日本現代詩歌文学館講堂
内容は、
○復興支援活動の報告
・「岩手県復興計画の進捗状況について」岩手県理事兼復興局副局長佐々木和延氏
・「北上市の復興支援活動の取り組みについて」北上市長髙橋敏彦
・「きたかみ復興支援協働体構成団体の取り組みについて」きたかみ復興支援協働体会長舘邦雄
○協働パートナーからの活動報告
・RCF復興支援チーム代表理事藤沢烈氏
・いわて連携復興センター代表理事鹿野順一氏
・弘前大学教育学部教授北原啓司氏
○パネルディスカッション
… …
ここから、私の私見ばかりがあるので、間違ったらごめんさいで、読んで下され…
… …
東日本大震災から、3年経とうとしている現在、これまでの取り組みから、これからについての話をしていこうという内容だったと思う。
県の復興の進捗状況の説明や北上市内のいわゆる復興支援(広義の)、そして、行政だけでなくNPO法人の取り組み等の報告、そして、パネルディスカッション。
終了時間を30分も押して、熱気のうちに会は終了した。
地元の新聞各紙は、それぞれの視点で書いているので、これも少し、紹介しようかと思うが…
そもそも、なぜに、この会が「北上」なのかもある意味おもしろいし、不思議でもあるし、興味もある。
北上生まれ、盛岡育ちの私としては、そんなことを考えながらも書いてみたい。
先ほどのなぜ、「北上」なの?を一言で言い表すなら…
北上は、「地域コミュニティ」の強い町である
だろうか。
これは、私は、良い面も悪い面もあると思うが、良い面がとても現れていると思う。
歴史を見ると…
この町は、殿様から離れた、昔で言う藩の辺境の地(伊達藩と南部藩の)。
ある意味、自分たちのことは自分たちでやらないとならないのだ。
半面、良い意味では、主役は自分たちという意識があるのだと思う。
というか、そうでないと生きてもいけない、生きていけなかった歴史がある。
(「奥寺堰」などの例はそれだよね…
下級藩士の「奥寺」氏が、堰、用水路を作って新田開発した歴史。
なにせ、北上には「奥寺」神社まであるのだから…)
だから、行政の力が強かった、盛岡みたいに殿様のいた町は、やっぱり行政主体がどちらかというと気持ちが良い。
そして、社会的秩序もそういうぎっちりとしたものである気がする。
逆に、北上はあまりそういった意識がない。
ここには、昔からこの人がどうだとか、あまり考えないで住んでいるし、気にしなくても生きていける。
この町が、よそ者にとっても住みやすいとかいうのはそういう風土があるのだろう。
簡単に言うと実にフランクな社会である。
そこで、この関係が比較的、これからを牽引していくのかもしれないというを今回、分かった
(良いか、悪いか、その価値的判断は別として)。
… …
「地域的コミュニティ」
しつこいようだが、このキーワードが、今回の1つだったと思う。
この力が強くなることがこれからの復興に欠かせない。
このことば、他に何とも表しにくい。
「住民パワー」、「自助」?ま、そして、これを促すこと?支援?
多分、そんな意味を込めて、北原先生は、
「エンパワーメント」と言いたかったのだと思うが…
何と、地元紙「岩手日々新聞」は、「権限委譲」と訳してしまった。
北原先生、ガッカリしてた。
「エンパワーメント」
(MBA経営辞書の解説).
「与えられた業務目標を達成するために、組織の構成員に自律的に行動する力を与えること。ビジネスにおけるエンパワーメントの特徴は、「自律性を促し」、「支援する」ことにある。」
http://kotobank.jp/word/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88
… …
今回は、「支援」とは何か?
そこにキーがあったと思う。
「支援」は、北は先生曰く
時間軸で言うと
英語で
「ヘルプ→サポート→エンパワーメント」
「ヘルプ」は、まさに緊急を要する事案。
まさに、震災当初から数日、数ヶ月の間。
まさに、命の救助からインフラ整備。
そして、
「サポート」
インフラもや生活支援、例えば、住宅とかの整備など。
で、
「エンパワーメントEmpowerment」
まさに、先ほど載せたとおり。
次は、それぞれの地域に「自律に行動する力を与えること。」
それを何と、「権限委譲」なんて訳で載せられたものだから、
おぉ~
に、なってしまったので…
被災地は、震災の時には、自助努力してきていた。
命の危険があったり、明日も見えない状況下で、皆は自分自身を時に犠牲にして、全体が良い方向に向かわせようと努力した。
それらは、テレビでも取り上げられている。
しかし、現在、生活も安定方向に向かうと
結局は、以前の問題はそのまま現れてきて…
止まらぬ人口減、過疎化の問題、
特にも、今、地方で地域コミュニティが都会並みになくなりつつある。
となりの人は何するひとぞ…の世界が広がっている。
その中で、自分たちの問題は自分たちで解決していくという本来の地域コミュニティが段々、なくなりつつある。
これをどうにかしなければならない。
というのが、今回の話であった気がする。
… …
今や行政には、これ以上の住民サービスをする余裕は、金銭的にも人的にも不可能である。
かといって、今まで、むしろ、やり過ぎたと言われる面もある。
ここにきて、行政、地域住民、それをまたぐように、NPO、また、企業、これらがつながって、それぞれが今までのからを破っていくことが必要だということが分かる。
… …
最近、日本のインフラを海外に輸出しようという動きが進んでいる。
以前からの新幹線(「ビジネス」つけると良いか?)。
車両というハードだけでなく、運用システムなどのソフトウェアまで…
近年では、上下水道をも官民挙げて、海外に売り込んでいる。
それを考えるとこのようにインフラ整備というのは、単なるハードを指すのではないことを示している。
震災を通して、私たちは何を学ぶのか?
それは、次、どうやってソフトウェアなどのシステムを進んでいる地域から、必要とする地域へ。
これが、「エンパワーメント」ではないだろうか。
では、なぜに、それがうまくいかないのか。
いずれ、これも書いていかないと思う。
… …
読んでも、単なる私見だろうかもしないが…
私なり解釈して、書いたつもりである。
少なくとも、岩手日報や岩手日々よりは良いかと思う。
… …
時々、こういった会や先生たちと話す機会があって、
自分の役割って何だろう?とか考えるが…
教育に生かすこと?
それも大事。
でも、実はやることがあるのだろう。
ある程度、こういった難しいことを少しでも分かりやすく、解説すること。
多分、そういう仕事をしているのだよ。
出ている方々は、みんな頭が良いからさ…
話していること、分かっているけど、
やっぱり、一般人は難しいし、知識がないのだよ…
例えば、企業、民間、NPOの役割の変化などは、それこそ、ドラッカーさんがずっと昔から言っているので、
それくらいは、分かるだろうくらいで、多分、話しているだろう…
(決して、それを批判的に申しているのではない。それ、当然だもの。知っているの(^□^)なんて…ポーターまでいっちゃう?なんてな…あなたはワタミの社長ですか…)
… …
わたしは、今回の話を聴いていて、マズローを考えてたよ…
身の危険が感じるときには、やっぱりそれを回避しようと必死になるけど…
それが和らぐとまぁ、自分自身に戻ってくる…
それこそ、「自己実現」?ということなのだろうか?
でも、本当に、「自己実現」までいくほど、「下位欲求」が満たされているの?
本当は、そこに課題はあるのだろうね…
(マズローは、意外に「自己実現」を強調したかったのではなく、「下位欲求」が本当に社会で満たされているのかを問いたかったと私は思っている。)
… …
あえて、最後、難しい話を書いてみた。
というのが、今回の私の感じたこと。
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